今がチャンス!
わかりやすい初心者向け書籍がたくさん!
これからScalaを習得するなら
現在プログラマの人やこれからプログラマになる人の多くは、せっかく新しいプログラミング言語を学ぶなら、将来性ある言語を習得したいと思うのではないでしょうか。そんな人々に今注目されている言語がScalaです。Scalaはオブジェクト指向言語で、関数型のプログラミングが可能です。Scalaに注目が集まる理由として大きいのが、多言語の良いところを取り入れているという点です。スプリクト言語や関数型言語の既存の良さに加え、簡潔でわかりやすい文法はとても機能的で使いやすくできています。ScalaとJavaの間では、コレクションをそれぞれ変換することができるなど相互性がとても高く、ScalaはJavaの後継言語と言われているほどJavaとの相性は抜群です。Scalaを既に使用していることで知られているのがTwitterやLinkedin、ドワンゴ、NTTデータなどがありますが、その他にも様々な分野でScalaが活用されつつあります。
プログラミング言語のニーズは時代と共に変化するため、プログラマとして活躍し続けるためにキャリアアップのための転職を考えるタイミングもありますが、できるだけ効率的かつ低コストで言語を習得したいと思うものです。そこで、これからScalaを学びたい人におすすめの書籍をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Scala逆引きレシピ
Scalaの逆引き本としておすすめなのが、「Scala逆引きレシピ」です。Scalaについて1から順番にセオリーとして覚えていくのではなく、やりたいことを実行するための方法を調べてすぐにそれを反映させることが容易にできる内容になっているため、まずは理屈よりも先にScalaを動かしてみたいという人に最適の書籍です。内容も、Scalaの基本構文をはじめ実践的なノウハウまで幅広いので、プログラミング初心者だけでなく、これからScalaを学ぶベテランプログラマにもおすすめの一冊です。
専門用語も多く使われているため難しく思う部分も多少ありますが、Scalの魅力がよくわかる一冊です。発行から年数が経過していますが、まだまだ十分に使うことができます。
Scalaスケーラブルプログラミング第3版
短いコードから規模の大きなシステムのプログラムまで、スケーラブルに活用できるプログラミング言語のScalaについて、使い方を段階的にわかりやすく説明しているのが「Scalaスケーラブルプログラミング第3版」です。水の入ったコップが表紙になっていることから、通称コップ本とも呼ばれていて、コップの数と版数が同じなので、第3版には3つのコップが描かれています。
第3版では2.11バージョンに合わせて更新しているため、Scala 2.12へのJava 8の統合と活用をはじめ文字列補間や値クラスなどが変更されています。
すごいHaskellたのしく学ぼう!
Scalaを習得するには、関数型言語についての理解がどうしても必要です。そこで、関数型言語の中では比較的易しいHaskellについて学ぶと、Scalaの考え方をすんなり理解しやすくなります。そこでおすすめなのが「すごいHaskellたのしく学ぼう」という書籍です。Scalaを学ぶために他の言語を学ぶのは遠回りのようにも思えますが、初心者にとってはむしろ近道になるので、ぜひScala学習に取り入れてみてください。
丁寧な解説だけでなく、イラストも使って説明しているので初心者には難しく感じる概念を自然に理解できるよう工夫された一冊です。